カテゴリ: 映画

和歌山という字は、和歌に山と書きます。和歌を詠む人が山のようにいるという意味です。

和歌山では、みんな和歌で会話をします。

「あらいやだ 雨がザーザー きちゃったわ 洗濯物を 干したままなの」
と出先で母が言えば、

「おやおやおや それはそれとし もう昼だ 何か美味しい もの食べに行こ」
と父が答えるのです。

ところが主人公、詠は和歌を詠むことができません。詠は悩み、家を、そして和歌山を飛び出します。
大阪では、皆、大阪弁で話しています。和歌を会話に使う人は一人もいません。和歌が読めないことで劣等感を感じることもないのです。詠は胸にひっかかりを感じながらも、大阪弁をしゃべり、アルバイトをして暮らしはじめます。

ある日、アルバイト先のスーパーに強盗が押し入りました。人質をとる強盗。緊迫した空気の中、ふいに詠の頭の中に一つの和歌が浮かびます。

「頼りすぎ 親も子も同じ 人なんだ 正しいものが何かしらない」

詠が和歌を詠むと、強盗は泣き崩れました。

そこから、和歌が、那智の滝のように、詠の頭の中に流れ込んできました。

詠は父母のいる和歌山に帰ります。そこで、沢山の問題を和歌で解決し、和歌山の人々を助けるのでした。


映画化の際のトレイラ―の文句は、
「ここは、和歌 山だ!」
にしたいと思います。




キムタクのSMAP解散後初になる映画。面白かったです。

監督は三池崇史。三池崇史さん、原作が漫画の映画化には、必ずオファーもらうかなー?

原作読んでないけど、「原作ファンも納得するのでは?」と思いました。人気なのであろうキャラクターが沢山出ていて、それぞれに見せ場がありました。


役者さんたちみんな、「キラキラ」してました。


異常者・敵キャラの市原隼人

このキャラは、実は真の敵というような重要な敵。
暴力を楽しむ精神異常者なところがあるキャラクター。

汚い言葉でののしった後、顔のアップがあるんだけど、

優しそうで、目がキラキラ!
全く悪いことしなさそう!

という人相でズッコケそうになりました。


敵ボス、福士蒼汰

大変な生い立ちから、複雑な性格を持っているキャラクター。

しかし、そんな大変なことがあったとはとても思えない、福士蒼汰のキラキラかっこいいオーラは全てを包み込む。とても細いので、キムタクとラストシーンで戦うとき、そりゃ勝てないだろうと思ってしまった。


人情あふれる美しい敵、戸田恵梨香

花魁役の戸田恵梨香。途中でもう福士蒼汰の傍にいられないと、髪を切って姿を隠すんだけど、次出てきたときにショートボブで、とってもキュート!になっていました。


1対300でも負けない、死なない主人公、木村拓哉

虫を体に入れられて、死なない身体になったキムタク。死にたいと思いつつ、○十年も生きているところに杉咲花と出会い、親の仇を打ちたい杉さんの用心棒を引き受ける。

戦うシーンでは、実際はいつも敵の方が強いのに、キムタクは死なないので最終的に勝つ。アンフェアな感じ。

杉咲花との出会いのおかげで、生きる楽しさを見出し、また生きたいと思うようになるキムタク。感動シーンでもあるんだけど、キムタクのエネルギーとギラギラ感が体中から出ていて、とても何十年も生きてて、死にたいと思っているように見えない。リア充の感じがプンプンしてました。


こんなことを書きましたが、映画はとっても面白かったです。

ポリネシアに伝わる話をもとにしたディズニーの映画です。面白かったです。
ポリネシアの人々は、島から島へ航海しながら生きる文化だったそうです。それが、2000年くらい航海を中断する時期があり、その後また航海を再開しました。その話をもとに、ディズニーがこの話を作ったそうです。



主人公はマイノリティ民族の村長の娘、モアナです。
「危ないからサンゴ礁より深い海にいっては駄目、次の村長として皆のために働きなさい」
と言う父親と、海を渡りたいというモアナは喧嘩をします。
モアナが父を無視したり横暴になったら嫌だなと思って観ていたけれど、モアナは両親の言うことに耳を傾け、納得し、良い村長になろうと努力するのです。途中、島の頂きから海を見たときに、衝動が抑えられず船で海にでるシーンもあったけれど、好奇心を抑えられない子供という風に描かれています。

マイノリティである人々や村の生活は自然で、私達と変わらないと思うように描かれていて、その描き方にも好感がもてました。


核実験が太平洋諸島で行われ、そこに暮らす方の健康が損なわれるなど、マイノリティの基本的人権と自由が犠牲にされる社会の中で、このような映画を通して、人々とその暮らしを知ることは意義があることじゃないかなと思いました。


モアナと太平洋諸島の歴史について書いているちょっと面白い記事(記事を書いた人:
Doug Hermanさん)→  How the Story of "Moana" and Maui Holds Up Against Cultural Truths

(Doug Hermanさんは、国立アメリカ・インディアン博物館の上級地理学者で、ハワイと太平洋諸島の文化知識の専門家です。彼の研究は、人類が今日のより持続可能な生活の方法について、教訓としての伝統的な知識と価値の活性化に焦点をあてています)


ムーンライト良かった。静な映画。

心の奥の、隠したいであろう部分を真摯に見つめ、見せてくれる映画。それが見ている私の心の奥深くに入っていって揺れているような。
 

ブルースウィリスとブラットピットが出演してる1995年のハリウッド映画です。
Netflixの宣伝文言には次のように書いてある。

服役中の男に与えられた任務は、時空を超え過去へ戻り、全滅の危機にある人類を救うこと。 でも、彼の言うことどこまで信じる? 

この文言通り、ブルースウィリスの言う未来の世界は本当なのか、それとも精神病患者のファンタジーなのか、見ている方も分からないように撮られていて、サスペンス要素がありそこも面白かったです。

でも、ブルースウィリスの言うことが本当
どうかよりも、奇想天外なことを言う人物を通してみる社会の方が重要なことではないかと思います。
この映画からは、弱者に対する社会システムへの批判(動物虐待やその容認、服役者・精神病患者への対応、資本至上主義など)を感じました。


ブルースウィリスがブラットピットを訪れて乱闘になるシーン、
「未来は、人は地上に住めなくなるんだぞ!」
というようなことを泣き吠えるのですが、その必死さがとても悲しくて、

《この人の人生はどんな人生だったんだろう。良いことが今までに何もなかったかな》
と、悲しくなりました。

この社会は弱いものには厳しく、生きにくい。その中で生きていくしかない私達は、何か一つでも好きなものを見つけて大切にするしかないんだって、思うような映画だった。


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