この本は何度も何度も読んでる。

両親との関係の描写が凄い。実感があって読んでいて、苦しくなって泣きそうになる。その中でもこの文章は特別。
親馬鹿と一口に言うけれど、親の馬鹿程有難い物はない。祖母は勿論、両親とても決して馬鹿ではなかったが、その馬鹿でなかった人達が、私の為には馬鹿になって呉れた。勿体ないと言わずには居られない。
二葉亭 四迷
新潮社
1949

平凡―他六篇 (岩波文庫)
二葉亭 四迷
岩波書店
2005-02