長年読みたいと思っていた一冊。誕生日プレゼントにもらい、ついに読みました。

アウシュビッツを体験した心理学者の記録。

予想以上に素晴らしくて、凄すぎて感想を言葉にできない。ただ、とても読みやすく書かれていて、読みやすさでいえばベストセラー推理小説のようで一気に読めました。

人生の示唆をもらう為に時々読み返したいです。

訳者の後書きも面白かったです。版によって異なる箇所に注目して、なぜ変えたのかの、時代背景をふまえた推測は説得力があります。比較することで一つをより深く知る、ということの見本のような文章。こんな読書感想文が書けたら良いなと思いました。


夜と霧 新版
ヴィクトール・E・フランクル
みすず書房
2014-11-07