ポリネシアに伝わる話をもとにしたディズニーの映画です。面白かったです。
ポリネシアの人々は、島から島へ航海しながら生きる文化だったそうです。それが、2000年くらい航海を中断する時期があり、その後また航海を再開しました。その話をもとに、ディズニーがこの話を作ったそうです。



主人公はマイノリティ民族の村長の娘、モアナです。
「危ないからサンゴ礁より深い海にいっては駄目、次の村長として皆のために働きなさい」
と言う父親と、海を渡りたいというモアナは喧嘩をします。
モアナが父を無視したり横暴になったら嫌だなと思って観ていたけれど、モアナは両親の言うことに耳を傾け、納得し、良い村長になろうと努力するのです。途中、島の頂きから海を見たときに、衝動が抑えられず船で海にでるシーンもあったけれど、好奇心を抑えられない子供という風に描かれています。

マイノリティである人々や村の生活は自然で、私達と変わらないと思うように描かれていて、その描き方にも好感がもてました。


核実験が太平洋諸島で行われ、そこに暮らす方の健康が損なわれるなど、マイノリティの基本的人権と自由が犠牲にされる社会の中で、このような映画を通して、人々とその暮らしを知ることは意義があることじゃないかなと思いました。


モアナと太平洋諸島の歴史について書いているちょっと面白い記事(記事を書いた人:
Doug Hermanさん)→  How the Story of "Moana" and Maui Holds Up Against Cultural Truths

(Doug Hermanさんは、国立アメリカ・インディアン博物館の上級地理学者で、ハワイと太平洋諸島の文化知識の専門家です。彼の研究は、人類が今日のより持続可能な生活の方法について、教訓としての伝統的な知識と価値の活性化に焦点をあてています)