ミス.ドーナツクロニカルの無料ダウンロードは二日で25冊でした。全く無名の私が、宣伝なしに出版したにしては、なかなか良い数字です。

 他にKENP、自分で購入した一冊も含め、Kindleのミステリー、サスペンス、ハードボイルド部門、無料本の部で一位になりました!といっても、9冊中なんだけど。

二作目はもう少し面白い話にできますように。

本好きが高じて、自分でも物語を書いてみました。アマゾンのKindle本で出版しました。→



この本は第一作目です。初めて書いた物語で、文章が稚拙だったり、おかしかったりしますが、これから先どう改善されていくか、変化していくかも含めて、読んで応援して頂けたら嬉しいです。


明日11月27日(日)の17時から(だと思う)二日間無料です。



『ミス.ドーナツ クロニカル』と『殺人事件』の短編二作です。
本当は『ミスタードーナツ クロニカル』としたかったのですが、表紙に固有名詞を載せるのは駄目だということで、『ミス.ドーナツ クロニカル』と、ダジャレのようなタイトルになりました。30台女性が、昼間のミスタードーナツでドーナツを食べる、というだけの話です。

もう一作は推理小説です。タイトルが『殺人事件』。推理小説は好きなんですが、いざ書いてみると、トリックが一向に思いつかなかったです。この結末に納得してもらえることを願います。


 

直木賞を受賞した西加奈子さんの「サラバ!」。テレビで芸人さんが「30代のクズを救えるのは西さんだけ」というようなことを言って絶賛紹介していたので、救われたい気持ちで期待して読みました。

一人の男の産まれるところから37歳までの人生の物語。 その幼少期、就学期、大学生、社会人になっていく様子を主人公の目線から書いている。その時々で本当にいろいろなことが起こるので先が気になって一気に読みました。

印象に残っているのは、エジプトのストリートチルドレンに対して主人公が、「怖い、寄ってこないでほしい」と思いつつも微笑んでしまうところ。主人公の母親は、ストリートチルドレンに「触るな!あっちへ行け!」と反道徳的なふるまいをする。そのような、自分を貶めても自分の考えに基づいてふるまう母親に対して、主人公は彼らに微笑み、それを自分で卑屈だという。誰からも攻撃されない位置に身をおき、それでいて心の中ではストリートチルドレンに触れたくないと思っている自分を卑怯だと。

また、大人になった主人公は、周りの目を気にして、好きな女性を好きだと認められない。他の人からその女性がどう見られているか、彼女にしたらどう思われるか、ということが自分の好きという気持ちより勝ってしまう。

こういうことよくある。自分の好きなものを好きということって、思っている以上に難しい。


最後の方になると、作者の読者へのメッセージがとても強く、直接的になる。説教を読んでいるような感覚になった。
最終章は「自分の信じるものを他人に決めさせてはいけない」という題名。

信じるものとは自分自身のこと。それを悟るために、私達は長い人生を歩んでいろいろな経験をしている、というメッセージかな?

青い鳥のような。本当の幸せはすぐ近くにあるんだけど、それに気づく為には、旅に出る必要があったんじゃないか、というような。

とも思ったけど、いまいち作者が「信じるもの」で何を言いたいかが分からなかった。

この本は、布石のようだと思う。次に何かに出会ったときに、この本を読んでいたことによって得たものが化学反応を起こして、何かを変えるきっかけになるような、そんな気もする。

 
サラバ! 上
西 加奈子
小学館
2014-10-29





サラバ! 下
西 加奈子
小学館
2014-10-29

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